本来食物中に添加物など必要無いはずであるが、現在流通している食品の殆ど(一部の農産物や魚を除く)に添加されています。(魚においても養殖の場合は病気対策のため多量の抗生物質が投与されている。)
なぜ?生体に影響のある薬品をわざわざ食品にまぜるのかは資本主義経済から論じなくてはならない程食品よりも商品としての価値に重きをおいているからである。
多額の利益を上げる為には、安価に製造する、ロスを出さない、大量に販売する。
前記の条件を満たす為には添加物は必要不可欠な魔法のクスリであり、それを使用することが現代の錬金術でもあるのであろう。しかしこれらは、商品としての価値を維持するための行為であり、本来の食物としての価値を高める物では決してあり得ない筈である。
ここではパンに関係する添加物を考察してみます。
一般には原材料の他に以下が添加されている

イーストフード→パン酵母の栄養源と言う名目で
乳化剤
→品質向上の為と言う名目で
ビタミンC→品質向上の為と言う名目で
保存料(プロピオン酸)→保存剤として

大手メーカーにおいては他に品質向上剤として臭素酸カリウム,L-シスチンなどが使われ、酵素活性の調整剤としてα-アミラーゼも使用されるが、これらは加工工程で分解される加工助剤であるとして、表記されない。
また、この他原料中の添加物(キャリーオーバー)も最終製品に影響を与えないということで表記されない。ショートニング,やマーガリンに含まれる添加物等がこれにあたる。
ショートニングには、乳化剤(乳化剤油に酸化防止剤のトコフェロールが使用されている)、香料。マーガリンには、保存料(ソルビン酸)、酸化防止剤(トコフェロール)リン酸塩が添加されている。
イーストフードは硫酸カルシウム、塩化カルシウム、塩化アンモニウム、臭素酸カリウム、食塩、でんぷんから構成されている。これにα-アミラーゼ、グルコアミラーゼ、プロテアーゼなどを添加したりする。
発癌物質の臭素酸カリウムは消費者の猛反発から今ではほとんど使われないが使用禁止にはなっていない。

 


 

ベーキングパウダー
主成分は炭酸水素ナトリウム(重曹)と、酸性剤遮断剤であり、使用する酸性剤により、3つに分けられる。
1)酒石酸塩(タートレートパウダー)を用いた物
2)焼きミョウバン(硫酸アルミニウムカリ)を用いた物
3)リン酸塩を単独に用いるか、酒石酸塩焼きミョウバンなど併用したホスフェイトパウダー

一般に薬品で作られたパンは香りもないので油性香料を使用する。
香料の溶剤には、食品添加物のプロピレングリコールがよく使われる。
このプロピレングリコールは腎臓障害を起こす。(ドイツでは使用禁止)
又、製パン用に開発された品質改良剤であるステアロイル乳酸カルシウムは直接小麦粉に混ぜるだけで小麦粉の老化を防ぎ、未使用の物に比べて5〜10%膨張率が良いのでメーカーにとっては魔法のクスリに成っている。
しかし、このステアロイル乳酸カルシウム毒性として発育遅滞、脂肪肉芽腫を起こす危険性を併わせ持っている。


 

イースト
培養酵母(culture yeast)製パンに向く酵母(サッカロミセス・セルビシェ)を種イーストとして廃糖蜜を主な餌として拡大培養したもの。
その製造工程でリン酸窒素(リン酸アンモニウム)が加えられる。
毒性)副甲状腺肥大,軟組織の石灰沈着,腎石灰化
また製造過程で消泡剤としてシリコン樹脂が使用される。
毒性)結膜炎,精神抑鬱症
参考) イーストは植物で分類学上はカビと同じ 子のう菌類又は不完全菌類に属し、形態的には単細胞の微生物で細菌、カビに比べて形はかなり大きい。
※天然の野生酵母に比べて培養酵母のほうが大きく生イースト1g中100〜200億個(4〜14ミクロン)の細胞がある。

 


 

殺菌の目的で投入されている塩素によって,発癌性物質であるトリハロメタンが形成される。
次亜塩素酸ナトリウム(次亜塩素酸ソーダ)
毒性)皮膚炎,感作性,喉頭水腫,肺水腫,湿疹,壊死,染色体異常

 


 

参考文献) 日本生食協会コンパ21
       添加物毒性辞典

他、油脂や副材料等には数え切れない程の添加物が混ぜられており、 それぞれの持つ生体への毒性は別に毒性資料として
添加物の毒性資料のページに 添加物毒性辞典より抜粋列記させて頂きましたのでそちらを参照して下さい。